9月3日 11日目

9時40分 出発
9時50分 バス乗車
10時30分 慶州のバスターミナルから釜山へ
11時40分 昼食
12時05分 老圃から電車出発
12時32分 西面到着
12時45分 宿舎到着
13時13分 西面出発
13時30分 大淵到着
13時45分 釜山博物館

UN記念公園

休戦協定に直接サインしてないことは弱味。北朝鮮は朝鮮戦争を終結させることが重要だと考え、国連軍はアメリカを休戦協定の当事者であるとした。現在は国連軍が存在しないために、アメリカ軍が国連軍の権限を継承したことになっているため、北朝鮮はアメリカとの会談を望んでいる。一方韓国は現在、国連軍の一員であったとして、韓国軍としてはサインはしていないが国連軍の一員としてサインをしていると主張をしている。

板門店で休戦会談は一切行われていない。朝鮮戦争は終わったような雰囲気が存在するが、北朝鮮はそうは思っていない。韓国軍は94年に板門店の警備をアメリカ軍から継承した。それまではアメリカ軍が全面的に警備していたため、ポプラ事件の際に殺されたのはアメリカ軍将兵であった。板門店の警備がアメリカ軍から韓国軍に変わったところで、北朝鮮は休戦会淡をやめた。UN記念公園は現在韓国が費用をかけて管理している。

16時40分 解散

坂本萌果 より:
2017年9月3日 10:33 PM (編集)
朝鮮戦争のときに大邱のあたりが人民軍と国連軍の最前線になっていた。また、軍人ではない中学生高校生が銃を持ち最前線にたったと聞き心が痛くなった。そのときに釜山が臨時首都となったためソウルではなく釜山に墓地がある。それがUN公園である。先生のお話の中で私たちは柔軟に歴史を考えるべきだがどうしても国家にとらわれながら考えてしまうと聞いて本当にその通りだなと思ったし、客観的に色々な視点から歴史を見ることができるようになりたいとおもった。またUN公園に葬られているのは20代前半がほとんどで私たちと同じ年代の人たちが多く悲しくなった。