9月5日 13日目

9時10分 出発

9時30分 タプコル公園

世祖が1465年に建てた円覚寺の石塔が置かれている。

老人が非常に多く、公園の外には家を失った人々もいた。

10時30分 昌徳宮
景福宮より洋風な造り。演慶堂は女性の空間であるアンチェと男性の空間であるサランチェを別にしてある。屋根には魔除けとして、西遊記の三蔵法師、孫悟空、猪八戒、沙悟浄が置かれている。

13時20分 青瓦台
・景武台跡(旧本館跡)
空き地にされていたが、日本がここに朝鮮総督の官邸を建てた。
大韓民国建国後、李承晩が朝鮮総督官邸を執務室兼官邸として使用。
300〜400年前のものと考えられる標石が、元の1/3の大きさに縮小して保管されている。

・本館


1991年、盧泰愚大統領時代の新築である。中央の母屋に様々な会議室がある。
青瓦の屋根は国の建築様式の中で最も美しいとされている。瓦は約15万枚使用されており、100年以上耐えられる強度を持ち、色が変わることもない。
手前の大きな芝生では国賓歓迎行事、屋外行事などを行う。

・迎賓館


お客様を迎える場であり、1978年に建設された2階建の建物。
昔は客を迎えるたびに外部に案内していたが、そのために多くの人々を検問し交通も規制しなくてはならなかったため、市民にとっては迷惑であった。そのためこの場に迎賓館を建てることになった。
中央の門は大統領だけが出入りする門であり、お客様は右門から入り、左門から出る。
この建物は18本の石柱で作られている。前側の柱は切れ目のない一体の石柱で、山から切り出した岩石をそのままこの場所に運び出してきた。後ろ側の柱は継ぎ目があり、芯の部分に鉄骨を入れ、その周りを石で覆う形であり柱の中は空洞である。
迎賓館の前には3本の道、いわゆる三道があり、このような宮殿の庭を朝庭と言う。真ん中の道は王だけが歩く道、御堂である。両側の道は家臣が歩く道とされており東側は文官、西側は武官の道であった。

16時20分 韓国歴史博物館

韓国の近代を遡る博物館。

19時 夕食